
『一度は行ってみたいけれど、タヒチ旅行は高額だよね…』と言うコメントをよく聞きます。『所詮、タヒチはお金持ちの為の旅行地でしょ?』と言う人もいます(別投稿『タヒチ旅行は何故高額なのか?』もご覧下さい)。
ここでは「渡航費がもう少し安ければ是非タヒチに行ってみたい」「とにかく安くタヒチに行く方法が知りたい!」という方にオススメです。まぁ、ものの値段が「安いか高いか」の判断は人の価値観によっても変わりますし、一概に『安い旅』を定義するのも難しいのですが、一般的な金銭感覚のお話です。
最初に結論:
どういう方法でタヒチ旅行をするのが「一番安い」のでしょうか? 最初に結論をご案内します。旅行代金、特に海外旅行代金というのは複合的な旅行手配(国際線航空券代金+現地移動費+宿泊費+食事代+その他アクティビティやサービスなど+旅行会社の手数料)の足し算で構成されています。つまり、同じ出発日に同じ目的地を目指し、同じホテルの同じタイプの部屋に滞在し、同じサービス(アクティビティや食事など)を受けるという事であれば、どのような方法でその予約・手配を行っても『合計金額はそんなに大きくは変わらない』という事になります。
しかしそこには「例外」があります。ほとんどの商品には「定価」があり、そこから「割引」があり、これは通常どのような方法で購入しても前述の通り大きくは変わらない筈ですが、この手配の過程で特定の旅行会社が「特定の有利な条件」を得て販売する場合があります。これが「○○キャンペーン」と言われるような販促商品で、「期間限定」「当社限定」「数量限定」などの文言と共に、通常の旅行代金よりかなり抑えられた金額で提示される場合があります。何らかの理由で「破格」な料金が旅行手配のどこかに適用されているので、通常の手配では実現できない料金と内容が提示されます。

多くの場合、フラッシュ・キャンペーンのような形で短期間の販売戦略が適用されるので、気が付かなかったり、予定に合わなかったり、事前に予測することができなかったりするのが難しいところですが、料金的にはこのキャンペーン商品より「安い」商品を購入することは困難でしょう。ラッキーな方はこの商品を購入してタヒチ旅行をするのが一番「安い」と思います。
では、キャンペーン商品以外の「タヒチ旅行」を「安く」購入するにはどうしたら良いのでしょう?
旅行期間を決める:
海外旅行に行くとすると、その旅行期間(出発日から帰国日まで)は最低「3泊4日」から。タヒチのようにやや遠い渡航地に行く場合は「5泊7日」から、なんていうイメージでしょうか。旅行期間が長くなればそれだけで旅行代金が高くなります。現在、タヒチに行く直行便国際線は毎日就航していないので、旅行日程も選択肢が少なくなります。2022年現在の直行便エア タヒチ ヌイの就航スケジュールに合わせれば「4泊6日」が最短の旅行期間となります。安くタヒチへ旅するには、まず短めの「4泊6日」の日程を基準にしましょう。
また、出発日によっても旅行代金が変わります。一般的に、以下の期間は旅行代金が割高になります。
◆ 年末年始(国際線・ホテル)
◆ ゴールデンウィーク(国際線のみ)
◆ お盆並びに世界的な夏休みの時期(国際線・ホテル)
◆ ハイシーズン 7月・8月・9月(国際線・ホテル)
旅行パンフレットやウェブサイトで検索すると、多くの旅行会社が提供しているタヒチ旅行1人あたりの旅行金額は「50万円程度〜」というものが多いのではないでしょうか。高いものですと、エコノミークラスでの旅行なのに「一人70万円〜100万円」という場合もあります。高いですよね…(汗。
国際線の料金:
通常、同一の出発日の同一クラスであれば、国際線の航空代金はそう大きくは変わりません(特別なキャンペーンがない限り)。同じ航空会社でも、早めに予約すればその分料金が割引されるケースが多いです。購入日が1日、2日の違いでは余り変わらないと思いますが、出発日30日前を切った予約と180日前の予約の料金を比較すると、通常は180日前の予約の方がおトクになる場合が多いです(直近のラストミニッツ・キャンペーンなどでギリギリの購入でおトクな場合もありますが、事前に予定を立てるのが難しい)。旅行したい期間が決まったら、まずは早めに国際線の予約をしましょう。
出発日が決まったら、航空代金の料金比較をしましょう。一般的には、国際線航空券を旅行会社から購入しても航空会社から購入しても余り大きな違いはない筈ですが、一番安い可能性があるのは航空会社から直接購入する場合です。まず、航空会社(タヒチの場合はエア タヒチ ヌイ)のホームページで、料金と条件を確認してみましょう。旅行会社経由の航空代金は、旅行会社のホームページや海外旅行のポータルサイト(トラベルコなど)で検索できます。ポータルサイトですと複数の旅行会社の料金を比較できるので便利です。

ホテルの料金:
ホテルの料金は、高級ホテルの多いタヒチでは旅行代金の大きな部分を占めます。以前はホテルも一番安い料金を旅行会社に提示して客室を販売してもらっていたのですが、今や「Web 経由の直売が一番ウレシイ」という方向にシフトしています。前述の「○○キャンペーン」を除けば、料金的には『ホテルあるいはOTAポータルサイト(エクスペディアなど)経由で購入』が一番安いと思われます。但し、この購入には様々な条件が適用されますので、「安い」にとらわれすぎて結果として損をしないようにご注意を。特に宿泊代金が「特段に安い」場合にはキャンセル条件が厳しい(キャンセル・フィーが高い)場合があります。

タヒチのホテルは客室にこだわりがあります。有名な海の上にある客室「水上バンガロー」ですが、その客室の「場所」「大きさ」「バルコニーの向き」等によって料金が異なります。この違いを「ルーム・カテゴリー Room Category」と言います。タヒチのホテルに泊まるのは「初めて」という方が多いと思うので、料金と条件がイメージ通りなのか判断しづらいと思います。「一番安い部屋」を選ぶ事は勿論間違いではないと思いますが、折角の旅行なので、なるべく多くの情報を収集して理想的な客室を選んで下さい。詳しくは各ホテルのオフィシャル・ウェブサイト等で確認頂けます。
その他料金:
上記以外にかかる費用として以下があります。
★ 国内線代金(タヒチ島以外の離島に行く場合)
ご自身で手配される場合はタヒチの国内線 Air Tahiti のウェブサイトから購入可能です。この部分だけ手配してもらえる旅行会社もあります。どちらから手配されても金額は余り大きく変わらないと思います。
★ 島内移動費(バス、タクシー代)
タヒチ島では、空港からホテルまではタクシーを利用するのが便利です。それ以外の離島(ボラボラ島、モーレア島など)では、宿泊するホテルに移動方法を確認しましょう。ボラボラ島では、ほとんどのホテルがボラボラの空港まで専用ボートで迎えに来てくれます(有料)。
★ 食事
タヒチの多くのホテルはキッチンの設備はありません。湯沸かし器のあるホテルは多いので、日本からカップラーメンを持参すればお部屋でお食事可能です。が、折角のタヒチ旅行ですので、ホテルのレストランなどでお食事される事をお勧め致します。タヒチ島にご滞在の場合は「ル・ロット」と呼ばれる屋台でのお食事がリーズナブルでオススメです。
旅行手配に困ったら、まずはタヒチ旅行のスペシャリストにご相談を!
まとめ:
◆ タヒチをなるべく安く旅したいなら、旅行会社のキャンペーンを探してみよう。
◆ 旅行の計画はお早めに。早ければ早いほどおトクになる事が多い。
◆ 宿泊代金はホテルや客室タイプ、時期によって様々に変わります。
◆ 旅慣れたあなたなら、タヒチ旅行を自分で手配してみよう!
◆ 自分で手配するよりも、旅行会社に頼んだ方が安い場合もありますよ!



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